I・カルヴィーノ「柔かい月」

柔かい月 (河出文庫)

柔かい月 (河出文庫)

2年ほど前に復刊されるよと誰かが教えてくれたのだった。そのとき買ったままおきっぱなし。
Qfwfq氏という時間軸を無視した語り部による短編集。第一部の幻想小説的な流れが一番好きかな。第二部のタイトルは好きなんですよ、「ミトシス」に「メイオシス」。でも哲学的というのかその流れは実は苦手かもしれない。第三部になると思考ゲーム的なんだけれどもまだわかりやすい。
まだ「見えない都市」と「レ・コスミコミケ」もあるのだけれど、他の本を先に読もうかな。