京極夏彦「塗仏の宴 宴の支度」「塗仏の宴 宴の始末」

文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫)

文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫)

文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫)

文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫)

「支度」のほうでは短編仕立て。まさに事件の支度。関口君がとても哀れだ。途中の妖怪に関する考察は目眩がするくらい長いので読み飛ばしても大丈夫かもしれないと思ったがうっすらとは大筋に関わるようだ。これまでのシリーズの登場人物が再登場。3作目「狂骨の夢」の筋を忘れているので難儀した。
7月に「姑獲鳥の夏」が映画公開されるので見に行こうかな、とは思う。