西原理恵子「営業ものがたり」

営業ものがたり

営業ものがたり

 mixi西原理恵子コミュニティで発売日を知った。「うつくしいのはら」で泣いたひとが続出とのこと。
 お笑い漫画家と自称するサイバラさん、わたしもおなか抱えて笑えるこのひとの漫画が大好きです。そして「うつくしいのはら」も少し考えさせられるものがあった。泣かなかったけれど。でも「ぼくんち」の続編「朝日のあたる家」は苦手。痛々しい、というと自分が偉そうでいやなので上手い表現が見つからないけれども、痛悲しいというか痛苦しいというか(適当な造語)そういう気持ちになって読むのが辛くなる。勝手に抱いていたイメージと違って、彼女はとても静かにものを見ている、と思う。