つれづれ

 朝、バスを逃した。通勤にはバスまたは徒歩で駅まで、それから2つの路線の電車を乗り継ぎ、職場最寄駅からは職場の送迎バスを使う。バスを逃した時点でその後が全部ずれこみ送迎バスに乗れなくなる。
 そこからなんとか間に合う方法を考え始めた。携帯片手に時刻表検索。ルートはなんとか決めた。
 少しでも早く移動できるよう深く考えずに乗り換えた電車が普段の乗換駅に着いたのは、乗り換えリミット3分前。間に合うかもしれないとさっき決めたルートはやめにして、階段を走りおり改札を駆け抜けまた走ってぎりぎりで電車に乗り込んだ。無事、普段通りに職場最寄り駅に着くことができた。
 朝から慌しかったけれど、久々に頭も身体もフルに動かした気がして楽しかった。それでも当分もう同じことはしたくない。そう、あと5分ほど早く家を出ればいいだけ。

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 職場のお隣の席のひとがおめでたらしい。そういうのっていいな。わたしのすぐそばのひとの身体の中に小さい命があるということ。わくわくするし嬉しいしどういうわけか少しだけ羨ましい。
 おせっかいおばさんみたいにならないようには気をつけないと。