つれづれ

 2週間ぶりの整骨院。身体ががちがちになっていた。
「(身体がいつもがちがちに固くなるので、肩や背中に)何が入ってるんだろって思いますよー」
「こっちが聞きたいくらいです」(と言いつつぐいぐい押す)
「これ痛くないですか?」
「ちょっとぴりっとするけど大丈夫です」
「誰でもぴりっとはしますけど、相当酷いひとにしかしないんですけどね…」(と言いつつやっぱりぐいぐい押す)
いつも以上に肩や背中や首筋をほぐされた。そして頭にも鍼を打たれた。

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 パン屋さんのイートインコーナーで本を読む。話し声や店内BGMが混ざり合ってひとつの音の固まりになりわたしの耳には入ってこない。意外とこういう場所もひとりになれて良いかもしれない。ようやく本を読み終わったときには3時間半も経っていた。