2007-13:江國香織「ぬるい眠り」

ぬるい眠り (新潮文庫)

ぬるい眠り (新潮文庫)

 江國香織というひとが物語を世の中に出し始めた頃の作品と、21世紀になってから書かれた作品の両方が入っている短編集。「きらきらひかる」の続編が収録、とあったのでつい買ってしまった。昔の不思議な雰囲気の漂う江國さんの小説も好きだったと思い出した。そう、「なつのひかり」面白かったなあって。「きらきらひかる」続編の舞台は10年後のもので、予想通りのような少し違うような、そんなお話になっていた。