友人と、とわたしが言うのはおこがましいかもしれないけれど、話をしていたときに聞いたこと。好ましいと思うひとがいて、でもそのひととどうにかなりたいわけでもないかもしれないと言う。そのひとが誰かと一緒になって幸せな様子を見るっていうのも自分にとって嬉しいことかもしれない、と。その話をしてくれたひとの表情はとても優しくて、こういう風に誰かを好きになるというのも悪くはないのかもしれないと思った。