2008-08:大江健三郎『二百年の子供』(中公文庫)

二百年の子供 (中公文庫)

二百年の子供 (中公文庫)

 ようやく読み終えた。ファンタジーと言われればそうだろうけれど、登場人物は大江作品を読んでいる人ならおなじみの子供たち。わたしにとっては『燃え上がる緑の木』のほうがファンタジーではあった。