自分のしたことの結果を受け入れるということの難しさ。2〜3年前のこと。辛かったという思いはなんとか自分なりに消化できつつあるようだけれども、残った跡のことが。これが新しく知り合うひとに対して壁を作りすぎる或いは誰かと知り合うことにますます消極的になっていることの原因の大きな部分なのだろう。昔からそういうところは少しあった。自分の核になる部分が家だとすると、小さな家なのに随分と庭というか領地をとって壁を作っていた。そこに壁があることを感じさせないのならともかく高い壁を作り上げていた時期もあったような気がする。けれども今作っている壁はその頃の壁とは違う。自分が誰かにやられてしまわないように、わたしがわたしのままでいるために他人を拒絶する壁ではなくて、誰かに不快感を与えないための、そして自分が傷つかないための壁。
 時間がもう少し必要、ということか。
 こんなことをこんな場所に書く自分もどうにかしている。