murmur

こころが弱っているときに優しくされるとつい寄りかかりそうになるのが悪い癖だ。自分の重さをすべて預けてしまいそうになる。勘違いしそうになる。 誰かに隣にいて欲しいってこと。

てのひらからこぼれおちたものをいつまでもみていることはしたくない。ゆびのすきまからながれおちたものになみだをうかべることはしたくない。

あかんなあ、って思うことたびたび。 忙しいひとと一緒に仕事をしているってのは動かせないことなので、自分のできる範囲のことを精一杯やるしかないというのはわかっているつもりなんだけれど、見通しが立たないように思われてつい不安になってしまう。で、…

夢を見た。はっきりとした内容までは良く覚えていない。ただ、気持ちの整理にどれだけ時間がかかるのかわからないけれど、しばらくはこういう夢も見るのだろう。 ひとりぼんやりしていると、頭の中は過ぎていったことでいっぱいになる。もうどうにもならない…

もうこれまで十分泣いたから、このことで泣くのは今日で最後。ふりかえればたくさんの楽しいことがあった。他にやりようを思いつかなかった。じかんぐすりが効くのを待ちましょうか。

人間不信に陥る、そういうことになるってことは周りのひとを善良で誠実なものだと頭から信じ込んでいたからなのかもしれない。歩きながらふと思った。そんなもんだ、という適度な諦めを持っていたほうが楽でいい。厭世観とか達観とかそういったものではなく…

無力さに泣けてくる。

今のわたしはわたしらしくない。いや、こうありたいと思うわたしじゃない。自分で何もせずにうじうじ悩んでばかり。自信も無くて世界をどんどん狭めている。今日を楽しめなくて、どうして明日が楽しいだろう。きっと明日は良いことがあるって、自分で何もせ…

結局わたしは変わっていなかったのか、とふと思う。新卒1年目社員の頃と、派遣社員で働いている今と。自分の立場をわきまえていない、ということなのだろう。あの頃はまだまだ周りも笑って許してくれていたけれど、やんわりとたしなめられたり叱ってくれる先…

怖がってばかりだ。今から失ってしまうかもしれないと考えて怖がるなんて。どうなるかわからない未来のことを怖がるなんて。 わたしは欲張りだから、きりがない。そのことも怖い。いつか何もかも失くすことになりそうで。大切なものを見失ってしまいそうで。…

今日で約2週間の秋休みが終わる。休みの間はもっとマメに出かけようと考えていたのに、布団の中で過ごしている時間が多かった。何も考えずに眠る時間が長かった。1年半、睡眠時間を削っていた状態を取り戻していたのか、ただ怠惰に眠っていただけなのか。布…

わたしは他人にたいして厳しすぎるようだ。ときどき思う。誰かと話していてひとりで腹を立てたり、苛立ったりしている気がする。それは言葉の使い方が不適切であったり、態度であったり、ひとによってはさほど気に留めないようなこと。 他のひとに厳密な言葉…

ああ、もう11月かってカレンダーを見てあらためて気がついた。時間は流れる。随分前のことになってしまったあの11月のことはもうあまり思い出さなくなった。久しぶりにこのCDを聴いてみて、身体を引きずるようにしてこの曲を聴きながら朝の光の中を歩いてい…

ふと思い出したのはMちゃんとKのこと。あのふたりを考えればヒントは得られるはずなのだ。 よくわからない。何をどうしたい。

一度パンドラの箱を開いてしまえば、もう中に戻すことはできない。そこから出てきたものは何だろう。

いつもいつも、下手な動き方をして後悔する。友人をひとり無くしてしまったかな。

もっとたくさんのことを知りたい。見たい。もう倒れこんでこの場で眠ってしまいたい。遠くまで走っていきたい。立ち止まって空を見上げていたい。

ごくまれに被害妄想的なまでに孤独感にさいなまれる。自分から誰かを求めようとしないのに。ゆっくりとお茶を飲みながら誰かと静かに話をしたい。それだけのことが何故か一番難しい。

今のわたしは『重力』に負けているのだ。

逃げているわけではなく、時期を待っている、というわけでもない。考えることをとりあえずストップ。必要になってから一所懸命考えるつもり。……なんて言っていたら、どうなるだろう? どうもならない。このまま。

2年。こうやってあの子のことをいつまで思い出せるだろう。生きていれば二十歳のあの子。 その子二十(はたち)櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな(与謝野晶子)

自分のしたことの結果を受け入れるということの難しさ。2〜3年前のこと。辛かったという思いはなんとか自分なりに消化できつつあるようだけれども、残った跡のことが。これが新しく知り合うひとに対して壁を作りすぎる或いは誰かと知り合うことにますます消…

昨日の朝は、夢の中で叫んで目が覚めた。じわじわと自分の中で怒りが結晶のようになりつつある予感。昔から溜め込んで決壊させてしまっていた。このところ自分が穏やかになったような錯覚をしていた。少しずつ外に出さなくては。曇り空も暗い夜も怖い過去も…

漫画のセリフをみて、普通はそういうふうに考えるよなあって思う。でもちょっと目にした時期が悪かった。

このごろおもうこと

大学時代の友人から電話やメール。話を聞くのは別に問題は無い。ただ、どうしたらいいかなあと尋ねられてもうまく答えられなくなってきている自分に気がついた。あたりさわりのないことを答えている。わたし自身事情は違えども似たようなことは経験したはず…