吉野朔実「瞳子」

瞳子 (小学館文庫)

瞳子 (小学館文庫)

 今で言うならニート瞳子。多感って言葉で表現して良いのはいくつくらいまでなんだろう。大学を出てもまだひととの距離に悩む彼女とは友達になれるかどうかわからないけれど、その悩みはわかるような気がする。というか未だにわたしも悩んでる。