2006-20:ロバート・A・ハインライン「夏への扉」

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

 スタンダードを読んでみようと思って。
 冷凍睡眠によって1970年から2000年の未来へやってきたダニエル。冷凍睡眠する羽目になった前半部、なんてお馬鹿な主人公なのだろうと思っていたところ、後半では一転。こうも綺麗にまとまると感心する。ただ休み休み読んでいたせいでこの先どうなるのかと予想してしまってそれが残念。こういう話は一気にわくわくしながら読むべきだな。
 表紙は猫(ピートかな?)の後ろ姿だったのね。図書館のバーコードシールが貼られていてわからなかった。