つれづれ

 前夜飲みに行き、帰りが遅くなってしまった。うっかり電車で居眠りをしてしまって乗り過ごし。引き返す電車を待つ時間が異様に長く感じられる。ホームに吹く海風が冷たくて身体も冷え切ってしまった。
 朝起きて窓の外を見上げたら、ひこうき雲が空を横切って長く長くのびていた。空を断ち切るかのように。
 職場はこの先何がどうなるのか不安材料だらけ。振り回されるのはごめんだ。
 自分がぐちゃぐちゃになっている。それがよくわかったから、夕暮れの海を見に行った。波の音を聞き、よせてはかえす水のひだを見つめる。冷たい海風を感じながら、氷結を一本ゆっくりと飲む。頼りにしているひとに電話をかけた。アドバイスをもらい、ほっと安心する。このひとにこうやって言ってもらえて嬉しい、と思える言葉をもらった。少しは自分を立て直せた気がする。

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繁増 ちょっと甘いけど飲める
上喜元 特別純米プラス12 こっちのほうが飲みやすい
日置桜 伝承純米吟醸 強力 好みど真ん中
夜明け前 純米吟醸 生一本 重たい…辛口なんだけど……